7月7日は、もりの学舎の研修でした。
午前中は、対象者(参加者)に対しての理解を深めることの重要性を考えるワークショップを体験。参加したインタープリターは、それぞれ体にハンディキャップを持っているという設定で、いくつかの課題にチャレンジ。
実際にアイマスクや耳栓などをつけて行いました。
車イスや白杖もありました。
みんな、不自由な手や見えない状態で折り鶴に挑戦したり、目が見えない人に、言葉が話せない状況で手紙の内容を伝えたりする課題にチャレンジし、苦労しながら課題を解いていくなかで、どう動けば、どうやって接すればいいか考えながら動いていくようになってきました。
相手の状況を知ること、自分のできることを伝えることの大切さの学びを得ることができました。
午後からは、プログラムの研修です。
まずは、あそび工房。1年ぶりの開催ということで、夏休みに行う4つのプログラムのねらいを復習。参加したインタープリターにプログラムシート見ずに、各プログラムの「ねらい」を書き出してもらい、プログラムシートと照らし合わせを。
例えば、紙トンボのねらいが、「リサイクルの大切さ」「ハサミの使い方」とか、フォトフレームが「段ボールのリユース」になっていたり…
プログラムシートとは違った部分のねらいが入って来てる人が見受けられました。ひさしぶりだからこそ、しっかりシートを見直し、原点に帰りましょう。
あそび工房のあとは、ツアー「水のある風景」の体験。
4年ぶりのプログラムとなるので、見たことないIPもいました。
猛暑のなかでの体験となりましたが、みんな楽しんでましたね。さすが、インタープリターのみなさんです、楽しむ心はどんなときでも忘れません。
このプログラムは、がっつり自然系ではないプログラム。森で「涼」を感じてもらい、そこから「人と自然の上手な付き合い方」に目をむけてでもらうことがねらい。
水を使った小さな箱庭の風景づくりという体験で、今の「涼」を感じてもらい、日本では昔からの「涼」を感じるためのいろんな工夫をしてきたことを伝えます。
今回研修後には、オプションが盛りだくさん。
ランちゃんからは、モリコロパークの見どころマップづくりの提案がありました。
その後の自然学校全体ミーティングでは今年度にもりの学舎の「新プログラム開発プロジェクト」が立ち上がりました。こちらは次回研修9月15日後の全体ミーティングで正式に発足します!みんなでこれぞもりの学舎というようなプログラムを作りましょう!
そしてさらに、ミーティング後は地球市民交流センター屋上広場にて
織姫、彦星探しです。雲に何度も邪魔をされましたが、
何とか織姫彦星見ることができました!
星空観察も入れたIPツアーとかもできるといいですね。