1月25日、26日と2019年度もりの学舎ようちえんの第5回を開催しました。
※もりの学舎ようちえんは「愛知県環境局環境活動推進課」主催事業です。
第5回は『もりのたからさがし』 です。
冬の森にはいったいどんな宝物があるのでしょうか。
はじまりのごあいさつをしたら、さっそく出発です!
しっかり準備をして、もりの学舎広場から園路を進んで行くと、普段は入る事のできない特別な森の入り口にたどり着きました。
ここからはいよいよひみつの森探検のはじまりです。
ふかふか落ち葉を踏みしめて、大きな倒木を乗り越えて、上ったり下りたりくねくね曲がったり、道なき道をひみつのもりを目指して進みます。
そうしてたどり着いた先は…
土曜日Aコースはおひさまいっぱいのきらきら森でした。
落ち葉がかさこそ音ならす森を、みんな元気いっぱい探検開始!
ころんとちいさな赤い実に、ほねほね葉っぱや虹色きのこ、みどり色したまあるい繭に、おおきなおおきなまっくろどんぐり…
Aコースのみんながみつけてくれたたからものたちです。
日曜日Bコースは雨上がりのみずみずしい森でした。
しっとりと香り立つ森の空気をからだいっぱい感じながら、探検開始!
おひげのはえたどんぐりに、ちいさなちいさなまつぼっくり、形の違ういろんな苔に、くねくねミミズや朽ち木にいたぷっくり幼虫…
Bコースのみんながみつけてくれたたからものたちです。
晴れの森も、雨上がりの森も、どちらにもそれぞれのたからものがいっぱい。
インタープリターかあかあの両手はみんながみつけてくれたたからものでいっぱいに!
どんなものがみつかったのかみんなでいっしょに見てみました。
冬の森にはステキなものがいっぱいいっぱいあるんだね。
そろそろ森の探検はおしまいの時間。
森を出る前にみんなでいっしょにたき火の準備、柴刈りをします。
どんな枝がいいのかな? よーく見て、よーく触って、音もきいて、選んでね。
これかな?あれかな?見つけてきた柴をインタープリターやまちゃんによく燃えそうかどうか確認してもらいながら背負子(しょいこ)に集めました。
あつめた柴を持ち帰ったら、もりの学舎広場でたき火の時間です。
今回はみんなであつめてきた柴とマッチでたき火をつくります。
みんなのおうちには火はあるかな?ちょっとみんなで考えます。
マッチってどうやって使うんだろう?やってみるから見ていてね。
お手本のマッチにボッ!と火が点くのを見るみんなの表情は真剣そのもの。
みんなマッチすりははじめての体験。やってみたい!ちょっとこわい…
自分ひとりで、おかあさんといっしょに、お友だちがやっているのをみて勇気をだして、それぞれのチャレンジ!
みんなマッチをつかって自分だけのちいさな火を灯すことができました。
いよいよたき火をつくります。
みんなで集めてきた柴にみんながチャレンジしたマッチで火を点けて…
柴とマッチでつくったちいさな火が、薪をくべていくと大きなたき火になっていくその過程を食い入るようにみつめるたくさんの瞳がありました。
さーて、火があったらなにができるかな?
さいごに、森の探検とマッチすりをがんばったみんなに、うれしいおいしい時間です。
炙ってきつね色になったとろとろマシュマロにあったかパリパリになった鈴カステラのおしかったこと。
こころもからだもほかほかになって、第5回目のもりの学舎ようちえんの時間はおしまいとなりました。
5月からもりの学舎ようちえんにきてくれているみんな。
会うたびに成長している姿がまぶしくて、これまでいっしょに季節を感じる体験をしてきたことを感じられることがうれしくて。
そんなみんなとだから、やってみよう!と思った今回の森の探検でした。
1匹だけ連れ帰ってきた森の幼虫はもりの学舎で育てることにしました。
みんながみつけたたからものたちは今日も森のなかでキラキラしていることでしょう。
次は最終回『ひみつきちをつくろう!あそぼう!』です。
最後なのはちょっぴりさみしいけれど、みんなの笑顔を見ることをインタープリターたちは楽しみにしています!
もりの学舎ようちえんインタープリター
かあかあ やまちゃん かずくん ぐっさん もりえみ あきち ぐりこ