3月6日・7日、もりの学舎ようちえんを開催しました。
※もりの学舎ようちえんは「愛知県環境局環境活動推進課」主催事業です。
第6回プログラムは「おもいでのもりであそぼう!」です。
四季折々の体験を楽しんできたみんなの思い出の森。
3月はじめのいまはどんな姿をしているのでしょうか。
もう春はやってきているでしょうか。
もりの学舎のまわりにたくさんある桜の木々たち、
葉っぱもお花もついていない枝だけど、ちゃんと春色になる準備をしています。
その色を少し分けてもらいましょう。
落ちていた桜の木の枝を煮出していくと、透明なお水に色がでてきます。
色のついたお水に白いミニふろしきをいれて春色に染めてみよう!
どんな色に染まるのかはおたのしみ。
わくわく待つ間の時間にお散歩しよう。
春がきているか探しに行こう。
もりの学舎を出発~!
青や紫、白に黄色の小さな野の花たち、小さな春をたくさんみつけてくれました。
咲き始めの河津桜に歓声があがります。ふろしきもこんな色になるのでしょうか。
どんどん歩いて思い出の森につながるカキツバタ園に到着。
お池で何か発見です。
白い石のところになんだが不思議なものがあるようです。
どこどこ?みんなでじっと見つめます。
あれはいったいなんだろう?
正体を確かめるべく透明ケースにいれてみると…
カエルの卵だ!
よーくみるとちいさなちいさなオタマジャクシも泳いでいました。
みんなの思い出の森で眠っていたカエルたちが起きてきたみたい。
あたたかい雨が降ったよ!春が来るよ!と
早い春の到来を教えてくれました。
こんなところにも春を教えてくれる生き物がいました。
「ひらべったいカエル!」「ちいさいワニがいる!」
冬の眠りから覚めたヤモリたちが穴の中にはいたのでした。
お散歩ではたくさんの春がみつかりました。
白いミニふろしきはどんな色に染まったのでしょうか。
もりの学舎に戻って確認してみましょう。
出してみたらしっかり色がついていましたよ。
自分でしっかり濯いでからおとうさんおかあさんと協力してぎゅっと絞って…
仕上げにアイロンをかけてもらったら完成!
とってもきれいな桜色になりました。
おやおや、春色に染まったミニふろしきに春の生き物たちが集まりだして…
つくしが並んで生えてたり、花に蝶々がとまっていたり。
春の生き物スタンプを捺してそれぞれに愛らしい春のミニふろしき完成です。
2020年度のもりの学舎ようちえんはこれでおしまいです。
これからもっと草木が萌えたくさんのお花が咲くでしょう。
夏にはたくさんの生き物たちが元気に動き回るでしょう。
秋にはかわいいおいしい木の実たちが実るでしょう。
冬がきたら火や日のあたたかさを嬉しく思うでしょう。
一年間みんなと一緒に森で楽しい時間を過ごしてきました。
これからも自然のなかで元気いっぱい遊んで欲しいです。
思い出の森もいつでもみんなのことを待っています。
もりの学舎ようちえんインタープリター
かあかあ、かずくん、やまちゃん
ぐっさん、ぐりこ