
こんにちは、タマです。
みなさん、お元気ですか。
ボクはとっても元気です。
ボクのおうちのえんがわローカの前にはたっく山の植木ばちがあります。
ナニーが毎朝お水をやっているんニャ。
今日はその中のひとつ、ポポー(pawpaw)を見て欲しいんニャよ、ボクは。

この木ね。
まだまだ、若くて、細くて、弱っちい木ニャよ。
大人になると、スッゴい大きくなるんニャ。
ナニーが、この木はとってもめずらしいって言っているぅ。
みんなさんの中に、この木を見たことある人はいますかニャ。
その木にね、お花が咲いたんよ!
で、みんなさんにも見て欲しいって思うんよね、ボクは。

ジャーンッ‼️ えええッ!
言うほどにはスゴくないってか?
フンじゃぁ、これを見てニャ!

どうニャ(=^ェ^=)
うっつくしいニャでしょ(*'▽'*)
チョッとハズかしがって下を向いているニャけど、
下からのぞくと、こんなに大人っぽくてステキなんよ。
(でも....実は、くっさい...(-_-;)...ナイショニャ..)
このポポーはとっても甘い実がなるんよね。
甘ーい柿と、柔らかいバナナを合わせたようなくだものニャ。

実物はコレね!コレはナニーが作ったんじゃニャくて、ボクの木曽のお友達のみいこさんが、去年の秋に送ってくれたものね。

中はこんなんなってるニャよ。
アメリカでは、カスタード・アップル🍏って呼ばれているってサ。ボクはカスタードクリームより生クリームの方が好きッ!だけど...
ナニーもポポーの実をおうちで作りたいそうニャけど、それは難しいって思うニャよ、ボクは。
あのね、お花が咲いた後って種や実になるでしょ。
それは放っておけば自然に出来るものではなくって、チョッと難しいけど、雄しべ(オシベ)に出来た花粉っていう粉が雌しべ(メシベ)にくっ付かないとダメニャんだ✖️
フンでもって、ポポーの花粉を運ぶのはニクバエっていうハエなんだけど、このハエは、実は腐ったお肉が大好物....
ギョエーッ!!いわゆる「猫またぎ」の肉ニャ!
アメリカのポポー農家の中には、ホントに腐った肉を吊るして、ニクバエをおびき寄せてる所もあるんよ。ポポーの花がくっさいのは、この腐った肉が好きなニクバエをおびき寄せるためだったんね!
ふむふむ! 何にでも理由があるニャ〜!!
ニクバエは病気を運んだりするから、ボクのおうちに来てもらっては困るニャよ。
だからとっても残念ニャけど、ボクのおうちでは、お花を楽しむだけにするニャよ、ねっ、ナニー(=^ェ^=)
じゃぁ、またね🐾タマ
写真・文章 ナニー@原田
※この記事は外出自粛をきっかけに始めたもりの学舎自然学校インタープリターの自宅周辺のみぢかな自然紹介です。
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