幼稚園教諭、保育士対象の自然遊びの研修が、今年度も始まりました。
くさばなコース、いきものコースの2コース、それぞれ3日の研修で、
20名定員ですが、両コースとも抽選で参加者を決めさせてもらいました。
くさばなコースは6月19日、いきものコースは6月26日が初日でした。
自然にふれて楽しく遊ぶためには、植物や昆虫等に関しての危険なことも
知っていなくてはいけないということで、
くさばなコースは「気をつけたい植物」
いきものコースは「気をつけたい生き物(昆虫など)」
もりの学舎周辺にある実物を見つけながら、研修を行いました。
かぶれるウルシのなかまを見て覚えてもらったり、
もりの学舎で飼育している「オオスズメバチ」や「トビズムカデ」などを
解説させてもらいました。
自然のなかにはたくさんの気をつけなくてはいけないことがあります。
この研修で全てを伝えることはできませんが、自然遊びをすこしでも安全に
先生たちができるように伝えていければと考えています。
危険なことだけでなく、先生たちが自然遊びの楽しさをしっかり体感しておくことも
大切です。気をつけたいことのあとには、自然遊びの体験を行いました。
くさばなコースでは、植物の「香り」をテーマにした遊びを行いました。天気が悪かったので
屋内での体験になりました。「クスノキ」「ヘクソカズラ」「腐葉土」の香りを嗅いでもらいました。
初めて嗅いだという先生もいました。
いきものコースは「生き物採集」と「観察」です。草原で捕虫網を使わず、
「手」だけで採ることに挑戦。虫が苦手な先生も頑張って採っていました。
捕まえた後は、よーく観察しながら、木粉粘土と木の枝、押し葉を使って見つけた生き物を制作しました。
研修を受けた先生がすぐに現場で活かせるように、今後も研修を開催していきます。
受講者のみなさん、次回は9月です。よろしくお願いします。